フリーエビルギー事業では
ミナミヌマエビをもとに品種改良を行い
独自の個体を育てています
淡水エビ(ミナミヌマエビ)とは
十脚目ヌマエビ科
学名 Neocaridina denticulata
淡水性で、河川の流れが緩やかな場所や沼、水路など、幅広く分布している生体です。他の生き物を襲わない優しい性格をしていることに加えて2~3cmと小型のエビです。メスの方がオスよりも少し大きく育ちます。雑食性で、生物の死骸や藻類、デトリタスなど何でも食べますが、生きた小動物を襲うことはありません。歩脚の鋏で餌を小さくちぎり、忙しく口に運ぶ動作を繰り返します。寿命は約1年ほどで、メスは1回〜数回の産卵をした後に死んでしまいます。
エビの魅力
エビはめでたい生き物
おせちには欠かせないエビですが、エビはヒゲが長くて腰が曲がっていることから老人になぞらえて「海老」という漢字が使われています。そのため、 不老長寿の象徴としてヒゲが長く伸びるまで腰が丸く曲がるまで長生きするようにとの願いを込めて、おせち料理に使われるようになりました。
エビは平和主義
エビの食事は雑食性です。自然界では主にコケなどの柔らかい植物や水草、石に付着している植物性プランクトンなどの微生物を食べています。また、魚の死骸を食べて綺麗にしてくれる掃除係でもあります。捕食されることはあっても、生きている動物を襲って捕食することはありません。争いを好まない平和主義な性質の生き物です。
成長するたびに脱皮する
エビは脱皮をする生き物です。脱皮を繰り返すことで体が大きく成長していきます。また、抜け殻はエビたちにとって重要なカルシウム源になり放っておけばエビが食べてしまうという究極のエコロジー精神を持っています。我々、人間もエビを見習って古い殻を脱ぎ捨てて成長していきたいですね。